保育園の献立をたてる時は【栄養価を高めるコツ】【食材費を抑えるコツ】ということを自然に考えて作成していますが、どちらも叶えてくれるお助けアイテムが【乾物】なのです。
乾物は日本の伝統的な食材の一つで、旬の食材を長期保存するために作られたものです。「子どもが食べない…」そんなイメージがある乾物ですが、保育園で提供している工夫をお伝えします!
保育園でよく使う乾物アイテム!
ひじき・切干大根・大豆・わかめ・高野豆腐・はるさめ・麩・かつお節・煮干し
干すことで栄養価も驚くほど高くなるのです。切干大根は普通の大根と比較すると、カルシウム4倍、鉄4倍、食物繊維3倍にもなります♪
〇カルシウム・・神経を安定させ、丈夫な骨や歯を作り骨粗しょう症を防ぎます。
〇鉄・・酸素を全身に運び、疲れやすさや貧血を防ぎます。
〇食物繊維・・腸内環境をよくして便秘を防ぎます。生活習慣病の予防にもなります。
保育園流おすすめの使い方3選
混ぜご飯にする
切干大根やひじきは煮物にして多めに作っておき、炊いたごはんに混ぜておにぎりにすると食べやすくなります。
おやつで使う
お麩や高野豆腐でラスクを作っておやつとして提供することも多いです。そうすれば食べやすくなる上におやつの栄養価もUP!
サラダにする
乾物は煮物にするイメージが強いですが、ひじきや切干大根は酢系のドレッシング和え、大豆はマヨネーズサラダにするとおいしく食べられます。
大人気おやつ!お麩のラスク
<材料>
麩10個 無塩バター小さじ2 グラニュー糖小さじ1
<作り方>
① 麩に溶かしバターを絡める。グラニュー糖を入れてさらに混ぜる
② 180℃のオーブンやトースターで5分程焦げ目がつくまで焼く
ジューシー高野豆腐のから揚げ
<材料>
高野豆腐1枚、生姜汁少々、しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、片栗粉適量、油適量
<作り方>
① 高野豆腐は水で戻したら水気を絞る
② 1を6等分にして、しょうゆ・生姜汁・酒を合わせた漬けダレに漬ける
③ 片栗粉をまぶし170℃の油で揚げる
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