6月4日~10日は厚生労働省・文部科学省・日本歯科医師会が制定した「歯の衛生週間」です。保育園の給食でも、よく噛んで食べるための工夫をしたり、歯の材料になるカルシウムを補給する献立を立てています。そこで今日は、歯に関する楽しいお話をお伝えします♪
噛むことは〇〇に良い??
食事のとき、水分で食べ物を流し込んでいませんか?唾液は一日1200mlほど分泌されています。つまり、正常に分泌されていれば、食事中に水分を多くとらなくても飲み込むことが可能です。
唾液には、免疫力を高める効果や、成長ホルモンが含まれており、細胞の活性を促してくれる効果があるのです。大人にとっても美肌効果につながりますよ♬
よく噛むことは、脳の活性化につながります。集中力アップ、精神(メンタル)の安定、大人にとっては認知症の予防にも!毎日忙しくてストレスを感じているときは、食事を振り返ってみてください。
ヨーグルトやラーメンなどあまり噛まずに食べられる、のど越しが良いものを与えすぎていませんか?噛んで食べる食事を選んでいくことが、歯と心の健康を保つ秘訣です。
歯の比率=健康な食事の比率
私たちの歯は
①米を噛む歯(臼歯:きゅうし)
②野菜などを噛む歯(切歯:せっし)
③肉や魚などを噛む歯(犬歯:けんし)
の3種類に分かれています。
その歯の本数の比率が、臼歯5:切歯2:犬歯1の割合で生えています。実は、健康な食事というのも比率が同じで、米5:野菜2:肉や魚1の割合で摂るといいと言われているのです。
私たちは歯の構造に合った比率で食事を摂ることで、健康な体を手に入れやすくなります。
おかずがたくさんではなく、ごはんを中心とした食事を心がけましょう。
切干し大根の和え物
①切干し大根は水でもどし、食べやすい長さに切り下茹でし水気を切る。
②人参はせん切りにし、下茹でし水気を切る。きゅうりはせん切りにする。もやしは洗い、食べやすい長さに切り、下茹でし水気を切る。
③調味料を合わせ、野菜を和える。
(4人分の材料)
切干大根 35g
人参 1/4本
きゅうり 1/2本
もやし 60g
酢 小さじ2
砂糖 小さじ1
しょうゆ 大さじ3/4
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