保育園では、暑さで食欲が落ちる夏でも給食をしっかり食べられるように、献立作成の時点で工夫をしています。今月は、管理栄養士がどのようなことを考えて献立作成をしているのかをご紹介していきます!ぜひ参考にしてみてください♪
夏の献立ではトマトなどの夏野菜を使う
身体の熱を下げる
夏野菜には水分がたっぷり含まれているので、水分補給にもなり、さらに身体の熱を下げる働きがあります。
ビタミン類がいっぱい
実は汗と一緒に、ビタミンやミネラルも流れ出てしまいます。その分を、ビタミンがたっぷり含まれた夏野菜で補給します。
カラフルな色で食欲を刺激
食欲やおいしさというのは舌だけではなく、見た目にも影響されます。夏野菜で給食をカラフルにして食欲を刺激します。
夏に美味しい野菜
なす・とうもろこし・きゅうり・トマト・かぼちゃ・ピーマン
このように、旬の野菜にはその時期にあった効能があるのです。スーパーでは一年中色々な野菜が手に入りますが、栄養価も旬の時期とそうでない時期では3倍程度異なるので、食材の旬も意識してみましょう♪
夏の献立ではお酢やカレー粉を使う
お酢やレモン、梅干しなどの酸っぱいもの、カレー粉や生姜など香りの強いものは、食欲を増進させる働きがあります。そのため、夏の献立ではこのような調味料や食材を使って、少しでも食べたい意欲が湧くようにしています。
鶏肉のさっぱり煮
① 砂糖・酒・酢・しょうゆ・塩・生姜汁・水を合わせ、鍋に入れて温める
② 鶏肉は食べやすい大きさに切る
③ 1に鶏肉を入れて煮込む
※ 鶏肉は小麦粉を軽くまぶして事前に焼いておくとやわらかく仕上がります!
材料
鶏もも肉 50g
砂糖 1.5g
酒 0.7g
酢 0.7g
しょうゆ 2g
食塩 0.07g
生姜汁 0.46g
水 20g
※子ども1人分。大人は2倍量です。
コメント