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心疾患の最新情報

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心疾患も、日常生活での予防が大切ですね

先日の学会では、心疾患についてのお話も伺う機会がありました。

実は、心不全の生存率はがんと同様です。
心疾患は、予後不良、再入院が多いという課題があるにも関わらず、一般人には広く普及していないため、
今後は予防だけではなく、危険性や治療法等の知識普及もとても大切です。

◆患者数について
心不全を含む心疾患の患者は増加し、がんに次いで死因の第2位を占めています。
高齢者の増加に伴い、高齢心不全患者が大幅に増加する=「心不全パンデミック」も予想されているそうです。

 

◆がんとの違いとは?
死因第1位のがんと心疾患の違いは並存疾患(一緒に罹っている疾患)の多さです。
特にCOPD(※)、気管支喘息、糖尿病が多いという結果が出ています。
※ 慢性閉塞性肺疾患 (=COPD) は、たばこの煙などに含まれる有害物質に長期間曝露されることにより、肺が持続的な炎症を起こし、呼吸機能の低下などを起こした状態です。

特に糖尿病では、HbA1c 7%を境界に死亡率が大きく上昇します。
個々の疾病管理のために、食事や運動といった生活習慣はもちろんですが、適切な服薬治療も重要となります。
きちんと、医師からの処方を守る事も大事な治療のひとつです。

 

◆緩和ケアについて
個人的には意外でしたが、現在心不全患者の緩和ケアが推進されています。
がんの緩和ケアとの違いは、心不全が症候性となった早期の段階から実践し、治療に関しては最期まで継続されるという点です。
患者の意志決定能力が低下する前に、治療方針や意思決定権の代行者等を早期に考えることが必要で、こうした終末期を含めた将来の状態の変化に備えることをアドバンス・ケア・プランニング(advance care planning; ACP)と言います。
これは、患者の望まない侵襲的な治療を避け、死の質(quality of death)を高めることに繋がります。

 

以上です。
中々知る機会がないワードや考えがあるので、面白いなって思います。
また、時間が出来たらフィードバックしようと思います( *´艸`)

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