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糖尿病治療の最新情報

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糖尿病治療は、本当に進歩していて面白い分野ですね。

先日、都内で開かれた学会に参加してきました!!
行ってみると、とっても面白い情報が沢山ありましたので、今回は糖尿病についての最新情報をお伝えしたいと思います!

 

◆糖尿病は肥満患者が多いのでしょうか?
大きく4つに分類される糖尿病の病型(※) でも、特に2型糖尿病は概念が曖昧で、ゴミ箱疾患と表現されるほどです。
※1型、2型、その他(遺伝子異常、内分泌等の他の疾患に由来するもの)、妊娠糖尿病、に分類されています

2型糖尿病の原因のひとつは、インスリン抵抗性であり、過栄養に伴う肥満が指摘されています。
しかし、肥満患者が全員糖尿病と診断される訳ではありません。
なぜならば、同じBMIの肥満患者でも代謝異常肥満と、代謝正常肥満(脂肪組織の質が良い状態)がいるからです。

→ 要は、同じ見た目でも、中身が違えば糖尿病と診断されない人もいるのです!!

 

 

◆日本人の特徴とは?
特に、日本人は非肥満の糖尿病患者が多いと言われています。
ある調査によれば、BMI 22以下でメタボリックシンドローム(以下MetS)リスクが0の方は、インスリン抵抗性が見られません(良い状態)。
また、BMI 25でMetSリスク0の方も、上記同様インスリン抵抗性が見られません(良い状態)。
しかし、BMI 23~25で、MetSリスクが1つでもあれば、インスリン抵抗性が高くなること(悪い状態)が示されています。

→ つまり、BMIに関係なく、MetSリスクの有無が関係しているという事です!!

 

◆そうなると・・・
現在、BMI 22が日本人に理想な体格指数とされていますが、それは本当に理想なのか?
高齢者の場合は特に個人差が大きいため、一律の基準は適さないのではないか?という議論が生じています。

 

 

◆そもそも、インスリン抵抗性とは?
インスリン抵抗性が高い場合、脂質を中性脂肪に蓄えられません。
そのため、内臓脂肪、脂肪肝、NASH、肝臓がんと連鎖的に疾患を引き起こす可能性が高いとされ、糖尿病と肝臓疾患には血液検査等のデータでは特に注目することが必要です。

また、インスリン抵抗性が高まる背景として、膵β細胞の異常からアミロイド沈着(異常蛋白質)やオートファジー(細胞の貪食作用)が関係していることが明らかになりました。
現在、こうした作用機序についての研究が進められており、ノーベル賞を受賞した領域と近いとのことでした。
※ この機序について、理解が深められておらず・・曖昧ですみません💦

 

 

近い将来、BMIや糖尿病の診断基準も、変わる日が来るかもしれませんね!
また、情報をお伝えしたいと思います♬

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