栄養療法について

アイスも、種類によっては良い栄養源になりますね

栄養療法には、実はいくつか方法があります。実は、食事って口から食べるだけではないんですよね。これを考えた人間って凄いな・・・なんて、思ってしまいます。

 

◆経口栄養法、経腸栄養法、静脈栄養法という言葉を聞いたことがありますか?

経口栄養法:口から食べる最も一般的な栄養法

経腸栄養法:口での消化を介さず、胃や腸で栄養を摂る。鼻を通ったり(経鼻)、胃(胃ろう)や腸(腸ろう)に直接投与する場合もある。

静脈栄養法:静脈を通して栄養を摂る。使用する静脈によって、中心静脈栄養(TPN:鎖骨の横にある動脈等太い血管を使う)、抹消静脈栄養(PPN:腕等の細い血管を使う)に分かれる。

 

◆栄養補給の原則!

病院や施設に限らず、在宅でも経腸栄養剤を使っている人が多くいらっしゃいます。

栄養補給のためのルートの選択に関しての大原則は、“When the gut works use it !”「腸が働いているなら、腸を使おう!」です。

腸が機能しており、安全に使用可能であれば、経口栄養、経腸栄養を施行することが必要になります。

 

◆経口栄養剤について

経口摂取が可能で、摂取量が少なければ、まずは経口からの経腸栄養剤などによる栄養補助(以下、経口栄養剤)を考えていきます。

最近では、経口栄養剤の中でも美味しい食品タイプの栄養剤が発売されていますね。

実は私もマラソンや登山の時は飲む事があります。少量で高カロリーなのでエネルギー摂取のための効率が良いんですよね。

流動形態が食べられるのであれば、例えばコンビニで買ってきたシェイクやアイスでも十分栄養補助食品として使用できるんですよね。最近は本当に便利になりました。

 

◆栄養剤の投与方法について

嚥下傷害などで栄養が口から摂取できない時は、経腸栄養法が選択されますが、一時的、短期間の場合は、鼻から胃、空腸にチューブを入れ、経鼻チューブからの栄養法を選択します。

期間が6週間以上の長期になる場合は、胃ろう、腸ろうを作成し、そこからの栄養法を選択するのが原則です。

 

◆静脈栄養法について

一方、腸閉塞や高度の下痢症など消化管の機能的に、消化管が安全に使用できない時は、静脈栄養法の適応となります。

この場合、14日以内の短期であれば、末梢からの末梢静脈栄養法(Perioheral parenteral nutrition;PPN)が、14日以上の長期に栄養管理が及ぶ場合は、中心静脈栄養法(Total parenteral nutrition; TPN)が選択されます。

 

 

解説はここまでにします。かなり詳しく書いたのでポイントが散乱してしまいましたが・・・またの機会に更新したいと思います。

この記事の著者

marina
marina
年間200件以上の栄養指導、集団糖尿病教室、集団減塩教室を実施しています。糖尿病患者中心に、肝臓病、腎臓病、嚥下障害、低栄養、がん、その他幅広い疾患の指導経験があります。