オリゴ糖と、プレバイオティクスについて

オリゴ糖は、ちょっと昔の芸人で聞いたことがあるような・・・

 

オリゴ糖って、最近よく聞くフレーズだと思いませんか?よく、オリゴ糖が含まれている商品を店頭でもよく見かけるようになったからでしょうか。

オリゴ糖は生体内で、腸内環境を整える働きをするので、腸内におけるプレバイオティクスとして働くのです。

 

◆プレバイオティクスとは・・・

「大腸に常在する有用菌を増殖させるか、あるいは有害な細菌の増殖を抑制することで宿主に有益な効果をもたらす難消化性食品成分」と定義されています。(とても難しく聞こえますが・・・)いわゆるオリゴ糖類や抵抗性デンプン、食物繊維類などが相当します。

ここで定義される「有益な効果」には感染防御、免疫応答調整、血圧や血糖調整、ミネラル類の吸収促進から皮膚の健康やストレス緩和に至る相当広範囲な保健効果が想定されますが、一般には下痢や便秘などの大腸症状の緩和が主目的です。

 

◆また、プロバイオティクスという言葉もあり・・・

「宿主に有益に働く生きた細菌(=有用菌)によって構成される添加物」と定義されます。つまり、腸内に存在しているビフィズス菌などの善玉菌の働きを活性化させる物質のことです。

 具体的には、Lactobacillus属に代表される乳酸菌、Bifidobacterium属細菌(ビフィズス菌)、Bacillus属細菌(納豆菌)などの生菌製剤およびヨーグルトなど発酵乳が相当します。これらは、菌の増殖を促したり、免疫機能を高めたりするのです。

 

そんな魅力的な作用があるオリゴ糖ですが、同じく糖という名前から、糖質と働きが似ていると思いきや、実は違うんです!!

糖質は人の消化酵素で分解される成分で、オリゴ糖は人の消化酵素で消化されない成分なのです。つまり・・・糖質は易消化性炭水化物に、オリゴ糖は難消化性炭水化物に分類されるのです!!オリゴ糖は、食物繊維とも同じくくりになりますね。なんだかよくわからないルールが沢山あります・・・

 

オリゴ糖は人間の消化酵素で分解されない(胃や小腸では分解されない)ので、オリゴ糖のままの形で大腸にまで達します。そして大腸に到着後は、腸内環境を整える働きなどをするのです。素晴らしい働きですよね!ぜひ、積極的にとり入れていきたい所です!

この記事の著者

marina
marina
年間200件以上の栄養指導、集団糖尿病教室、集団減塩教室を実施しています。糖尿病患者中心に、肝臓病、腎臓病、嚥下障害、低栄養、がん、その他幅広い疾患の指導経験があります。