医療系管理栄養士が伝えるワンポイントセミナー 横山満里奈

学会での振り返り

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仙台と言えば、ずんだ。
その始まりは伊達政宗からとか?

仙台での学会での振り返りです。
色々なトピックスがありましたが
今回気になったことは、ガイドラインの改定です。

食事療法についての議論がされており
現在、校正中とのことでした。
次回のガイドラインでは
今までと違って糖尿病の食事療法の設定が変わると
他の学会ガイドラインでも変更が出てきそうな予感です。

 

今までの必要エネルギー量の設定は
標準体重を基に決められていました。
標準体重とは、その身長が必要とする体重を指します。

計算方法は・・・
標準体重=身長(m)×身長(m)×22 です
身長170㎝の人であれば、約64㎏が標準体重です。
※身長の単位は<㎝>を<m>に直します。

一番最後に<22>という数字を掛けていますが
これはBMI22が、日本人の場合は最も
病気になりにくいとされていることが背景にあります。

 

上記の標準体重に、身体活動量をかけると
必要エネルギー量を算出できます。
身体活動量は以下の3つに分類されます。具体的には・・

①軽労働者:デスクワーク、日常生活レベル
→ 標準体重×25~30kcal/㎏

②中労働者:営業で外回りをよくする
→ 標準体重×30~35kcal/㎏

③重労働者:大工仕事、スポーツ選手
→ 標準体重×30~kcal/㎏

と、分類されますが殆どの人が
①軽労働者にあたります。

 

標準体重が60㎏の人で、①軽労働者に該当の場合
必要エネルギー量は
60㎏ × 25~30kcal/㎏ = 1500~1800kcal です。
ただ、これだと幅が大きいので下限に近い
1600kcalが必要量に設定する事も多いです。

もちろん、肥満を認める場合は下限よりも更に低い
23kcal/kg 等に設定する場合もあります。

 

 

と、長々した説明になってしまいましたが
次回のガイドライン改定では、最後に説明した
身体活動量の考えが変わってくるようでした。

どういう事かというと、
高齢者の必要エネルギー量を25~30kcalに設定した場合
痩せや、サルコペニア等のリスクも考えらるため、
やや高いエネルギー量の設定の必要性も議論されているようです。

 

詳細については不明でしたが、
次回ガイドラインの発表を待ちたいと思います。
勉強しないと、どんどん常識が変わってしまいますね。

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