marina 医療系管理栄養士が伝えるワンポイントセミナー

他人のためを思った方がモチベーションがアップする

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自分が好きな事って何だろうか。

先日の栄養相談の振り返りシリーズです。
今回は、久々のヒットした手応えがありました!

 

HbA1cが上昇し、9%後半まで上昇した患者さんですが体重は減少しており、
医師からは糖毒性の可能性が高い事から食事内容の確認を行いました。

食事内容を確認すると、1日2食の生活で、
昼はカップラーメン、寝る前は魚2枚と米飯300g。
欠食、食事バランス不良、脂質過剰、食事時間が不規則、寝る前の食事と
正直どこから手を付けたらよいか・・という状態です。

 

糖尿病の食事療法の基本は、
3食の摂取と、間食中心、バランスの良い食事です。
そのため、以前はできていた3食摂取する事から始めることとしました。
しかし、長年の治療歴から知識もお持ちで「分かってはいるけど難しい」タイプでした。

 

話を聞いてみると、朝食欠食となっていたのは2カ月程前からで
膝の痛み止めを服用した頃から眠気が強く、朝に起きられなくなってしまったとのこと。

しかし、朝の7:00頃にはペットのウサギを世話をするために
(眠気が強く、すぐに寝てしまうようですが)一瞬起きている事が分かりました。
その起きている時間に朝食を食べてもらうよう提案しましたが
「それは、分かってはいるけど難しい。」と、拒否的でした。

 

その時・・・以前読んだコーチングの内容を思い出しました。
他人のためを思った方がモチベーションがアップする、という内容だったかと思います。

今回の場合、会話の中で「ペットのために生きているようなもんだ」という発言もあり
「ペットのウサギの世話をするために今頑張りませんか?」と声を掛けてみました。

 

すると患者さんの方から「そうねえ、このウサギをおいていけないし」とか。
「どうしたら良いですか」と、とっても前向きな質問を頂きました!
そこで、おにぎりやパン等で簡単なモノで良いので
まずは食べる事を提案するとすんなり受け入れてくれました。
食事バランスまでは辿り着かなかったので、また次回・・

 

ただ、ここまで前向きに考えてくれたことにも驚きですが
自分が人の心の向きを変えることができた事に嬉しさを感じました。
そういうモチベーションアップさせることをもっとしていきたいです。

そういえば、栄養相談や糖尿病に興味を持ったのも、
最初は誰かの心を変えたいと思っていたな・・なんて思い出した瞬間でした。

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