料理は、愛情を伝える大切なツールです。料理を通じて「私は愛されている、大切な存在なんだ」と、子どもが自己肯定感を感じられるようになります。忙しい時に頼るお惣菜も、お子さまのお気に入りのお皿に入れかえてみて下さい。忙しくても、ひと手間を加えてあげることを、ぜひこれからも大切にしてくださいね。
献立作りに迷った時に!献立のコツ5つご紹介
献立を考える時、管理栄養士が大切にしている料理の組み合わせ方のコツをご紹介します。
1.食感から考える
シャキシャキ / プチプチ / ホクホク / トロトロ
主菜と副菜の食感が重ならないようにします。例えば軟らかい煮魚などには、軟らかいかぼちゃのサラダではなく、シャキシャキした野菜などを組み合わせます。
2.味付けから考える
甘味 / 酸味 / 塩味 / 苦味 / うま味
主菜と副菜で、この5つの基本味がなるべく重ならないようにします。そして塩味と甘味が組み合わさった肉じゃがなどのように、味を組み合わせることで更にバリエーションが広がります。
3.彩りから考える
白 / 茶 / 赤 / 黄 / 緑 / 黒
様々な色を取り入れ彩りを良くすることで、栄養素のバランスも自然と調えられます。白はごはん・豆腐など、茶は納豆・肉など、黄は卵・人参など、緑はほうれん草・ピーマンなど、黒はわかめ・ひじきなどです。
4.温度から考える
温かい料理+冷たい料理
温かい料理と冷たい料理を組み合わせると味にメリハリがつきます。揚げ物にはサラダやキャベツの千切り、シチューなどの煮込み料理にはピクルスなどを添えるとバランスが良くなります。
5.調理法から考える
焼く / 煮る / 和える / 蒸す / 茹でる / 揚げる
主菜と副菜の調理法が出来るだけ重ならないようにしましょう。例えば、揚げ物と炒め物の組み合わせは避けるようにします。調理法を重ならないようにすると、自然に油や塩の量を減らすことができます。
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