天候不順の影響により今年も野菜が高騰〜今後の保育園等での給食材料費対策〜

ここ最近の日本での異常気象の影響で、市場における野菜価格が高騰しています。

保育園などの給食担当者の方は、給食費を抑える努力を強いられることでしょう。

そんな給食担当者の方にお勧めする、3つの工夫をお伝えします。

固定費になる材料の「適正な価格」を調べる

「米・肉・大豆製品・牛乳・(冷凍)魚」などは、比較的価格が安定している食材です。

また献立は、子どもたちに必要な栄養素量を基に作成されているので、1ヶ月間で上記食材を使用する量はほぼ一定です。

つまり「米・肉・大豆製品・牛乳・(冷凍)魚」は家賃のような固定費にあたるわけです。

まずはこの固定費で節約できないか?と考えてみましょう。

そのためには、これら食材の適正価格と品質を調べる必要があります。

適正価格を知ることで「現在購入している食材は、質に合った適正な価格で購入できているのか?」が判断できます。

適正価格は、農林水産省のホームページで調べられます。

農林水産省【食品価格動向調査の結果(小売価格)】

  • 野菜(キャベツ・レタス・トマト・はくさい・だいこんの5品目)
  • 加工食品(食パン・めん・小麦粉・牛乳・豆腐・油・調味料など)
  • 肉、卵(輸入牛肉・国産牛肉・豚肉・鶏肉・卵の5品目)

の、小売平均価格を調べることができます。

価格が変動する材料の「見通し価格」を調べる

天候不順や異常気象により、主に大きく変動する食品は「果物・野菜」です。これが給食費の大きな高騰変動につながります。

そしてこの価格変動は、前もってある程度予測することが可能です。

主産地等から聞き取りを行い、予測結果を農林水産省ホームページに掲載しているのです。

農林水産省【野菜の生育状況及び価格見通し(原則毎月)】

キャベツ・だいこん・はくさい・ほうれんそう・にんじん・じゃがいも・ねぎ・レタス・なす・きゅうり・トマト・たまねぎ・ピーマン・さといもの情報が公開されています。

農林水産省の「価格の見通し」では、2月後半はにんじん・はくさいが高騰したまま、だいこん・キャベツ・ほうれんそうは平年並みに戻ると言われています。

他にも、

  • 現在の生育状況
  • 今後の生育及び出荷の見通し

など、公表されているデータを事前に情報収集し、予測をしながらコストを意識して栄養価に見合った献立をたてることがとても大切です。

配送業者さんにも「子ども達のために良いものを少しでも安く!」の、ねらいを一緒に取り組んでもらえる様に、協力依頼してみるのもいいでしょう。

調理上の工夫と努力で給食費のコントロール

おやつやデザートとして市販品を使用している食品を「手作り」することでも費用を削減することが可能になります。

これは手間や人員数の視点から見ると簡単なことではありませんが、工夫と努力で可能なことがあります。

最近では栄養価が高く簡単なおやつのレシピなども、ネットなどで調べると取得が可能になりました。

季節や行事などに合わせてチェックするのもいいでしょう。

給食材料費対策のまとめ

見通しをもった献立対策が立てられるように、農林水産省のデータ等を活用しましょう。

そして、調理上で工夫できることはないか?現場の調理師さんたちともよく話し合って、楽しく工夫をしながら対策をしていきましょう!