保育園での「おやつ」の意味って?何をどれくらいあげたらいいの?

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子どもにとって、とても大事な役割を果たしている「おやつ」。もちろん保育園にもおやつタイムがあります。

なぜ保育園で「おやつ」は必要?

大人は食事のあとに、お楽しみとしてスイーツを食べることもたくさんありますよね。

でも実は、子どもにとってのおやつは、楽しみのためだけではありません。

子どもの胃というのは大人の3分の1程度の大きさしかありませんので、一度の食事で食べられる量は多くありません。

しかし、子どもは運動量が多く、大人よりも代謝が良いため、エネルギー消費量は大きいのです。

ですから、大人のように一日三回の食事だけで必要な栄養を補うことは、なかなか難しいです。

そこで、「おやつ」の登場です。

おやつで、3度の食事では補いきれない栄養素やエネルギーを補給するのです。

保育士さんはもちろんのこと、小さなお子さまを持つ保護者の方にも、この点をぜひ知っておいてくださいね。

年齢別おやつの目安量

0歳児

離乳食が2回食のうちは、1日の栄養素をほぼミルクでとってるので、おやつは必要ありません。

9ヶ月以降、3回食が定着して、離乳食が毎食しっかり食べられるようになってきた頃を目安に、100kcal(1日に摂る栄養素の10%)くらいをおやつとして与えます。

自分で食べられるようになってくる時期なので、包丁で切れるようなおやつは、手で持ちやすいスティック状にするといいです。

1~2歳児

100~200kcal(1日に摂る栄養素の10~20%)くらいが目安です。

1回に出すおやつの目安としては、小さいおにぎり1つとか、小さなおせんべい1枚とクッキー1枚くらいです。

3~5歳児

150~250kcal(1日に摂る栄養素の10%~20%)くらいが目安です。

1回に出すおやつの目安としては、小さいおにぎり2つとか、輪切りにしてふかしたさつま芋1個~2個くらいです。

いずれにしても、お子さまの活動量や身長・体重、食べられる量を見て、調節しながら与えてくださいね。

おすすめのおやつ

毎日手作りのおやつが提供される園もあれば、基本的に既成のお菓子という園もあります。

これは保育園の規模や園児の数によるところが大きいです。ですが、決して「手作りおやつ」が一番ということはないので安心してください。

重要なのはその内容です。

はじめに言ったように、子どもにとってのおやつは食事の一部ですから、ケーキのような甘いものよりも、食事になるような内容が望ましいです。

旬の果物や野菜

果物や野菜は、旬の時期に栄養価が最も高いと言われています。

旬ならではの、みずみずしさや良い香りも楽しめますね。

素材の味を生かしたおやつとして、カットした果物、ふかしたサツマイモやジャガイモ、茹でた枝豆などは、子供の味覚の成長を促すことにも繋がり、園児のおやつに最適です。

乳製品(チーズやヨーグルトなど)、小魚

子供の成長に重要な栄養素であるカルシウム。

丈夫で健康な骨や歯を育てるため、カルシウムが豊富なチーズや小魚のおやつもおすすめです。

カルシウムは、気持ちの安定にも寄与すると言われています。

子供たちには、カルシウムをしっかり摂取することで、心身ともに健やかに育ってもらいたいですね。

季節を感じさせるおやつ


日本には比較的はっきりした四季があり、その風土で育った作物を利用した、それぞれの季節を感じさせるおやつは良いものです。

春なら、よもぎやいちごの蒸しケーキなど。

夏には、スイカのゼリーや焼トウモロコシ。

秋は、サツマイモで大学芋やスイートポテト。

冬は、リンゴやカボチャの蒸しパンなどがお勧めです。

見た目にも少し工夫したりして目にも楽しいおやつだと、子どもたちは大喜びしてくれます。

それだけでなく、楽しいと思いながら食べることは、消化液がたくさん分泌されるので、体にとっても嬉しいことばかり。

おやつは、子供たちの毎日の楽しみであり、必要な栄養を補給するものであり、また、大切な食育の場でもあります。

様々なバリエーションで、お子さまとのおやつの時間を楽しみたいですね。

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