ごはんと味噌汁は栄養学的にベストコンビ!実は栄養素を補い合う組み合わせだった

スプーンは、管理栄養士の仕事依頼サイトですが、そもそも管理栄養士はどのような仕事をしているか知っていますか?

「具体的に何と言われるとわからない」そんな風に思うのが一般的な意見だと思います。

だいたい自己紹介で「管理栄養士です」と言うと、「どんなお仕事なんですか?」と聞かれます(泣)。

実は私たちは、みなさんが知らないお得な情報もたくさん知っているのです。

実は、超難関の国家試験をクリアした人の集団

管理栄養士は超難関の国家試験をクリアしないととれない資格なのですが、この国家試験で学んだ内容が、私たちの情報発信のベースになります。

人体の構造とか病気の食事療法とか、医療系のこともがんがん学びます。

写真は国家試験勉強中の1年間で覚えた単語帳。数えたら全部で130個ありました。

トイレにいる間も単語帳、信号待ちでも単語帳…というように、1日中勉強しているような状況でした。

具体的にどんな内容の勉強をしているのかと言うと、

「精白米のアミノ酸価は、65程度である。○か×か」

…なんのこっちゃ、ですよね。

この答えは○なのですが、実はこの問題の意味を考えていくと、日本人の生活の知恵が隠されていることに気が付くのです。

分かりやすくご説明しますね。

たんぱく質にも成績表があった!

まずアミノ酸という単語は良く聞いたことがあると思いますが、これはたんぱく質が分解されたものです。

アミノ酸がゴマキやなっちで、たんぱく質がモーニング娘というようなイメージです(例えが古めですけど)。

アミノ酸が集まって、たんぱく質が作られるんですね。

このアミノ酸ですが、体の中で作れるものと作れないものがあります。

では、体の中で作れないアミノ酸はどうしたらいいのでしょう?

答えは食事から摂ることです。

この、必ず食事から摂らなければいけないアミノ酸のことを「必須アミノ酸」と言います。

必須アミノ酸は9種類あるのですが、それがバランス良く含まれている食材は「良質たんぱく質」という称号をもらえるのです。

では、アミノ酸がバランスよく含まれているかどうかを、どうやって判断するのか?

それを判断するものが問題で出てきた「アミノ酸価(アミノ酸スコア)」なのです。たんぱく質の成績表みたいなものですね。

私たちの成績表と同じように、たんぱく質の成績表、つまりアミノ酸価(アミノ酸スコア)が高いほど良質なたんぱく質なのですが、先ほどの問題の「精白米65」は、どう思いますか?

私の学生の頃のテストの平均点くらい…(ほんとに)

精白米の65はあまりいい点数ではなさそうですよね…。

しかし、このお米のたんぱく質も100点に近づけてしまう裏ワザがあるのです。

それは、1番足りていないアミノ酸を、一緒に食べればいいのです。

どういうことかと言うと、お米に一番足りていないアミノ酸が多く含まれる食材は「大豆」です。

身近な大豆製品といえば、味噌ですよね。

つまりお米+味噌汁を一緒に食べることで、お米のたんぱく質も100点に近づくことができるですね。素晴らしい。

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みんな違ってみんないい

食べ物も人と同じように、助け合い精神が大切です。

普段何気なく食べているお米+味噌汁も、実は栄養価から見ても最高の相性だったんですね。

こういうことがわかると、昔の人の知恵は本当にすごいなぁと思いますよね。

こんな風に、食材を組み合わせることでマイナスがプラスになるのです。

でも逆に、先ほどの良質たんぱく質グループも、それだけを取り続けていれば体にとってマイナスな影響になります。

だから、いい食べ物も悪い食べ物もなく、結局はバランスよく食べましょうということになるんです。